2023年– date –
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今年一年お世話になりました
ご挨拶 令和5年も今日で終わりです。今年一年間、色々とお世話になりました。 今年はここ数年の中では色々とあった1年間でした。今年の初めに決めた内容は全部達成できなかったかも知れませんが、それなりに色々できたと思っています。 受験生の皆さんは、合格された人は大きく環境が変わったと思っています。また、転職等して大きく環境が... -
意匠の新規性喪失の例外規定(意匠法第4条第2項)についてのQ&A集
「意匠の新規性喪失の例外規定(意匠法第4条第2項)についてのQ&A集」が公開されました。 → PDF 受験生の場合は詳細に確認する必要はありませんが、今回はコラムなどを入れて特許庁も解りやすくしようと考えているようです。 事例が載っているページは絵を見てもいいと思います。 特に、P.17、P.18、P.47、P.48、P.51、P.52は要チェッ... -
年末年始の学習について
秋の講座及びゼミが年内終了しました。残すところ、金曜日の道場(審判)のみとなります。秋の講座では、最後の講義で年末年始の学習指示をしています。残念ながら通信の人は、講義を見る頃には年末年始は終わってしまっています。なので、こちらでも同じ内容の指示を出しておきます。また、スマート攻略コースの人も参照して下さい。 短答こ... -
準用条文の質問について
験に関係あるというより法律のルールに近いかと思うのですが、四法を横断的に勉強しているとただ「特許法準用」となっているものと、丸々「実用新案・考案」や「意匠・創作」などと書き換えて全文記載している条文があるのですが、何か違いはあるのでしょうか。 わかりやすさということを前提に説明します(法律学とかで違っていたらごめんな... -
質問回答祭り
毎日寒くなりましたね。さて、気がついたら12月になってしまいそうなので、保留にしていた質問について回答します。 これぽん特159条R3-特16-イ について、審査段階で明確性の拒絶理由が一度出ていて、補正により解消したが、29条2項の拒絶理由が見つかり、補正により解消できず拒絶査定。のようなパターンで、審判段階において明確性要件を... -
合格者の傾向
今週は弁理士試験、最終合格の発表がありました。188名の人、合格おめでとうございます!直ぐに研修が始まったり大変だと思いますが、今までの勉強とは違うので、それほどつらくはないと思います。 受験生の皆さんは、この合格発表の中に自分が入っている妄想をして1年間頑張っていきましょう。成功のイメージトレーニングはとても大切です... -
損害額の計算(R05.09.29東京地判)
損害額の計算って、なかなか苦手な人が多いですよね。実際の事件においては、損害額については、原価や売上げを隠すために一部非開示になることが多いです。なので、具体的な事例を見ることは少ないと思います。ただ、その中でも、かなり細かく金額が出ている事件を紹介します。 事例としては、著作権侵害に関するものです。ただ、著作権侵害... -
法文集
PATECHさんから、基本法文集も発売されました。今までの基本法文集の「いつでも持ち運べるコンパクトな法文集!」というコンセプトから一転して でかい・・・ 文字の大きさを売りにする法文集に変更となりました。きっと弁理士受験生は年齢層が高い!ということに気がついたのでしょう。 すこし縦に潰れたフォントを採用しているので、発明推...