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合格者の傾向

今週は弁理士試験、最終合格の発表がありました。
188名の人、合格おめでとうございます!
直ぐに研修が始まったり大変だと思いますが、今までの勉強とは違うので、それほどつらくはないと思います。

受験生の皆さんは、この合格発表の中に自分が入っている妄想をして1年間頑張っていきましょう。
成功のイメージトレーニングはとても大切です。
「次は自分の番だ!」という、強い気持ちを持って下さい。

自分がゼミ等で教えている人たちって年度によって特徴があるときがあります。
今年の合格者ですが、ガッツリできるって人があまりいない年でした。
例えば、自分が教えていた年の中で、よくできていたなという年は、
何かみんな異様に判例とか詳しかったり、審判便覧に詳しかったりするときもありました。
なので、答案書きすぎる人の方が多く、もう少し力抜いてよって感じでした。

そう考えると、今年の合格者はあまりそういうところにこだわった人がいなかった心証です。
あまりガッツリ答案を書いているという人が少なかったです。

ただ、今年の合格者を思い出したときに「試験で点数をとるぞ」って意識は非常に強い人だったと思っています。
それぞれの答案の記載量は、判例・趣旨を丸写しではないので少なかったりします。
でも、他の人が書けるポイントを抑えられている答案だったと思っています。

なので、よくできる受験生にありがちな
「これって、XXXって書くべきじゃないですか!」
みたいなこともあまりなかったです

全体的に
「みんなが書くことをしっかり書けばいい」
というのは守られていた人たちだったと思っています。

この試験に受かるために答案を書こうという意識は、どの年度よりも強かった心証です。

さて、来週合格祝賀会もあります。
ゼミ生、スマート生以外も、自分の講座を取ったことがあるよって人。
お待ちしています。

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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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