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知財判例

  • 2022年12月6日
  • 2022年12月6日
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MIRAI事件(知財高判 R04.11.21)

商標「MIRAI」に関して4条1項15号が争われた事案。 出願商標(商願2015-92058)は、「MIRAI」(指定商品12類自動車等)、出願日が平成27年9月24日です。 この商標は、出願日が平成27年7月18日に出願(商願2015-68401)された「MIRAI」を分割出願したものです。 そして、この出願は複数分割出願されているものであり、一番最初の親出願は平成26年9月8日が出願日となりま […]

  • 2022年11月30日
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特36条6項2号の解釈(知財高判 R04.11.21)

特許法36条6項2号について。 特許出願における特許請求の範囲の記載については、「特許を受けようとする発明が明確である」(特許法36条6項2号)との要件に適合することが求められている。その趣旨は、特許制度が、発明を公開した者に独占的な権利である特許権を付与することによって、特許権者についてはその発明を保護し、一方で第三者については特許に係る発明の内容を把握させることにより、その発明の利用を図ること […]

  • 2022年11月4日
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東京地裁 R04.10.25 芸術センター事件

商標権の使用許諾に対するライセンス料について争われた事件です。 「東京芸術センター」「神戸芸術センター」「福岡芸術センター」の登録商標の使用について、使用料の請求に関するものです。 最終的な結論としては、使用許諾契約の事実が怪しいということ、また、一部登録商標を使用しているけれども、権利濫用と判断され、使用料相当額の請求も認められなかったものです。 その中で、商標の使用について、建物の看板(入口等 […]