弁理士試験– category –
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質問:意匠の類否について
質問があったのでお答えします。 3条の2と、3条1項及び9条の物品の類否判断の仕方は違うのでしょうか。(そもそも、3条の2では物品の類否判断はしないのでしょうか)というのも、過去問をまとめると、・先願が全体意匠(鍋ぶた)、後願が部分意匠(鍋ぶたのつまみ部分)→物品非類似のため3条1項と9条には該当しないが、3条の2には該当する・... -
質問(具体的態様と下位概念)
質問があったのでお答えします。 下位概念は技術的範囲に属すると理解しました。また、言い回しが慣れていないのですが、具体的態様というのは下位概念のことを指すというので良いでしょうか? 特許の言葉は独特で、最初のうちは中々なれないですよね。 具体的態様は下位概念には概ねなりますが、下位概念だからといって具体的態様にはなりま... -
質問について
Xから質問があったのでお答えします。 特17の2で、最初の拒絶理由通知に対する補正が3項や4項違反の場合、拒絶理由が解消していないためそのまま拒絶査定になるという理解でよかったでしょうか。 内容にもよりますが、この質問だけだと違います。例えば、新規事項に該当するために拒絶さてになる訳ではありません。通常は、17条の2第3項違... -
PATECH 法文集(31版)
PATECHの新しい法文集が一部の書店では既に販売されているようです。黒い法文集のやつで「31版」です。本屋さんで買うときは巻末の発行日が令和6年になっているかを確認すると良いと思います。 さて、(前回もそうでしたが)PATECHの法文集は、刑事罰の適用が「拘禁刑」になった状態で掲載されています。こちらについては、施行日は2025年6... -
質問について(一般承継と事業承継)
メールにて質問(8/18)があったのでお答えします。 短答これ問Ver24の特-142のH21-59-1(レア問)ですが、92条の裁定通常実施権について解答では一般承継により転移することがあるとなっております。94条4項には事業と共にとしか書かれていないので、事業と共にの中に一般承継の一部が含まれているからという理解で正しいでしょうか。ただ、... -
質問について(平成15年の特許について)
Xから質問があったのでお答えします。 H15特実Ⅱの特許庁論点には延長登録無効理由の検討や権利濫用の主張等が記載されているのですが、答案は存続期間延長時の特許権の効力(68の2)までで「以上」となっています。無効理由の検討等は法改正か何かで削除されたでしょうか…? 平成23年改正前は、延長登録出願において、通常実施権者が未登録... -
質問について(DM分2)-分割出願について
前回と同じ方からの質問を続けます。 ・特実第13回目、動画15:30ころ出願A (イロ/イロハ) に対して 分割B (ハニ/イロハニ) はなぜ29条2項ではなく、29条1項3号での拒絶になりますでしょうか。*請求項が引用先願と完全一致→29条1項 / 請求項が引用先願と部分一致→一致しない部分が進歩性に満たしていなければ29条2項で拒絶 との認識ですが、... -
質問について(DM分1)-補正却下の争いについて
XのDMで質問があったのでお答えします。DMは気がつくにくく申し訳ないです。 秋のコースの先取り学習で、スマートの動画を見ていた感じた疑問ということです。 ・特実第11回目、前置審査のパターン3.4について(動画47:30ころ)不服審判提起時に補正してあるかによって審判フロー(前置審査の有無)が変わりますが、補正却下は不適法と...