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選択科目について

ご相談がありましたので、お答えします(似たような環境の人もいるかと思いますのでブログで回答します)。

昨年、馬場先生の応用情報技術者試験の講座を受講させて頂いておりました。昨年の10月に試験を受けて、午前は合格していたのですが、午後が不合格となってしまいました。今年の弁理士試験に当たり証明書提出の関係で、再び応用情報技術者試験を受けることは出来なく、選択科目は民法か、情報を検討しております。選択科目の選択に当たり何かアドバイスを頂きたいのですが、よろしくお願い致します。
選択科目についてのご相談は良く受けるところです。
まず、法律科目である「民法」という選択肢はあると思います。
ただ、民法の学習量が多いことと、弁理士試験の論文で出てくる民法はかなり分野が偏っているという噂なので、中々対策が難しいかと思います。
(詳しくは、民法に詳しい講師にご質問下さい)
つづいて理系科目については、専門外について1から勉強するのは難しいと考えています。
全体的に大学1~2年で学習する内容ですので、一般教養レベルで取得したことがある科目であれば選択できる可能性はあります。
一般的なレベルの判断基準は、今年の選択試験の問題をみて「自分で調べて解答が作れる」レベルだと思います。
これができない科目は選ぶのがかなり難しいと思います。
なお、自分が解る科目だけ答えておきます。

情報理論

学問としては完成されているものです。イメージとしては、高校でやった確率を少し発展させた形です。
amazonでも「情報理論」と検索すれば色々な本が出てくると思います。
図書館でも本はありますので、とりあえず一冊みて「できそうか?」を判断するのが良いとは思います。
とりあえず、一から勉強してものにはできると思います。

計算機工学

情報系の勉強をしたことがある人以外にはお薦めできません。
理由は「対策が立てにくい」ことです。
概ね1問目は論理回路が出題されます。
まずこの勉強をしたことがないなら、この学習が必要です。
ちなみに、自分はカルノーマップから回路最適化が昔からよく分かっていませんでした(嫌いでした)
2問目が、OSが出たり、コンパイラがでたりとバラバラです。
今年は数値表現でした。応用情報レベルだと思いますが、この辺飛ばす人は多いと思います。
そして用語問題も結構出題広いので、対策立てにくいです。
したがって、情報理論を勉強可能であれば情報理論、無理なら民法という選択になるかと思います。
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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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