短答本試験、お疲れさまでした

新年度が始まりました

4月1日の新年度になりました。
3月30日、31日は年度末で忙しかった人も、少しは落ち着いたのではないでしょうか?
(そうじゃない人も多いと思います)

さて、短答試験まで残り1ヶ月半程度です。

概ねこの時期になると、殆どの受験生の「頭の中」に、合格できる十分な知識はあるはずです。
「イヤイヤ、ソンナコトナイヨ!」と、謙遜する人もいますが、本気で思ってしまう人もいます。

合格できるレベルの半分の記憶しかないと思う人もいるかも知れません。
とくに自信が無いと、点数が悪いと「やっぱりできない」と思います。
点数がよいときも「まさか、偶然に取れただけ」と思って、なぜか自信が付きません。

自信がない理由の1つに「覚えていない」と思い込んでいるからです。
その状態で、過去問を解きます。
四法&下三法の10年分600問という膨大な過去問に押し潰されてしまい、ますます自信喪失していく。

まさに、「間違える」→「自信ない」→「やっぱり間違える」の負のスパイラル!です。

まずは4月の連休前までが1つの区切りになります。
四法に関しては「覚えていない」と考えないでください。
過去問集の解説をみて「解る」のであれば、殆どインプットは終わっています。

覚えているものを「オボエルゾ!」と思っても、そもそも覚えているので、問題は間違えます。

殆どの人の課題は「覚えていること」を引き出せない状態です。
解説を読むと
「そうそう、ユーザフレンドリーは国内優先権では適用されないよね!」
って思い出せます。

しっかり知識として引き出せます。
きっと、頭には記憶されています。

ということは、「ユーザフレンドリーは国内優先権では適用されない」ことを覚えようとしても問題は解けません。
何度でも何度でも覚えようとするのですが、問題を解くと間違えます。悩みます。

「先週も間違えたのに、また間違えたよ!」と、自分の未熟さに怒りを感じてしまいます。
しかし、そもそも覚えている訳ですから、そのアプローチでは上手くいきません。

それを解消するためには
「知識の引き出し方」
「どうやって思い出すか」
を意識することです。

とくにこの時期大切なことは「ナゼ、間違えたか?」が本当に重要です。
間違えるには必ず理由があるはずです。
なぜ、ユーザフレンドリーが国内優先権で使えると思ったのか?を潰さないと、また同じ間違いをします。
「なぜ正解が出せなかったのか?」を中心に学習して下さい。

また、概ねその範囲は「これポン」が重要です。
これポンだけでは合格できるとは言いません。
しかし、合格ラインに到達しない人は「これポン」ができていません。
まずこれポンを確実にする、その点は死守して下さい。

そして、これポンレベルは、本来インプットは既に終わっているはず。
知識の引き出し方だけなら、1ヶ月もあれば合格レベルになるはずです。

繰り返しになりますが、必ず「自分の何が間違えているのか?」を意識して
「どうやったら、本番で知識を引き出せるか?」
ということを気をつけてください。
「特許庁長官じゃなくて審判長だった」ではなく
「自分はどうして特許庁長官と思ったのか?」を潰さないとだめです。

自分が間違えた本当の理由が分かれば、次から間違えません。
新たな知識を入れる訳ではありませんので、本番までに絶対間に合います。

もう一つ。この時期はモチベーションの維持が本当に重要です。
「もうだめ」「間に合わなさそう」と、期待していない自分がいると、成績の伸びも悪くなります。
結構この直前の不安は大きくて
「僕なんて受かるわけない」
「私の弁理士の夢は何歳までかかるの?」
「俺は弁理士向いていない!」
と直前にかなりネガティブに入る人も多いです。

だめです。そういうことは試験後に考えてください。
資格試験は諦めなければ必ず合格できます。
「今間違えている分、本番は完璧です!」
「確実に合格レベルに毎日近づいている!」
「自分はまだまだ他の誰よりも高く跳べるぞ!」
「本番に向けてホップ!ステップ!ジャンプ!で合格ライン突破だ!」
「自分しか勝たん!」
と、何でもいいのでポジティブな思考が重要です。
自分が受かる運命だ!位の気持ちをもつこと、本当に大切です。

それが、やる気にも繋がるし、正解を選ぶときの自信(ブレなさ)に繋がります。

そして、そのやる気を使って、数分でも学習時間をひねり出すことです。
仕事や用事が邪魔をすることもあると思います。
ただ、あと1ヶ月ちょっとだけは、本当に死に物狂いで頑張って下さい。
この頑張りが、あとで絶対に役に立ちます。

とくに今点数が取れない人こそ
「イマニミテイロ!45トッテヤル!」
位の気持ちで残り1ヶ月半頑張って下さい。

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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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