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やってみたら意外にできること

いくつか受験生にお願いして、やってみたら意外にできる(変わらないこと)があります。

まず、短答については、「解く速度を上げること」です。
短答の問題って「間違えてはいけない」「しっかり読もう」ということから、どうしても解くのが遅くなってしまう人がいます。
このとき、「間違えたとしてもいいから、早く解いてください」と指示を出すことがあります。
気持ち的には「倍」くらい解く速度を上げてもらう感じです。

早く解いたら今まで以上に間違えてしまう!と思うのですが、
結果として、正答率あまり変わらないことが多いです。
必要以上に丁寧に解きすぎていることが原因です。

論文については逆で「解く速度を落とすこと」です。
その方法としては「訂正(修正)や、追記を一切しない」で答案を作成するという方法です。
例年、修正が多い人にはそういう指示を出すことがあります。

「修正しなかったら書けない!」と思うのですが、
これまた意外に書けるものです。
逆に答案構成を丁寧にせざるえなく、また、文章も丁寧に書かざる得ません。
結果として、不要な記載が減り、スッキリした答案になることが多いです。

ということで、短答・論文とも「思い込み」で「できない!」と感じているだけです。

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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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