論文試験絡みに関する講義等について、質問についてまとめてお答えします。
あと、全体的にですが、最近講座で伝えているように
- 論文は素早く回す
- 短答はじっくり学習する
ということを意識してください。
特に短答試験の勉強は、問題をサクサク進めることができるのですが、しっかりと理由付けを考えるようにしてください。
論文は逆に忘れるので、素早く繰り返し学習することを意識してください。
論文のレジュメはレジュメ自体に流れがあり、線の勉強です。
覚えることが理解につながります。
短答の勉強は、点の勉強ですので、覚えること=理解につながらない場合があります。
理由付けをしっかり意識するようにしてください。
オプションで「ユニット構築講座」と「スキルアップ講座」がありますが、どちらを先に学習すればよろしいでしょうか?
「ユニット構築講座」は、論文これ問の解説になります。
「スキルアップ講座」は、論文過去問の解き方の説明になります。
この時期大切なことは「論文これ問」の学習です。
まず論文これ問について、繰り返し学習していただくことで、細かいパーツの勉強をします。
また、項目出しの勉強は「過去問」をつかって学習して頂くことになります。
まず、論文これ問の内容を学習できることが重要です。
したがって、論文ユニット構築講座をまず学習してください。
それが終わったら、論文これ問を「ぐるぐる」読む流れで勉強して下さい。
論文これ問に書いてあることが読めば解るとなった後、論文スキルアップ講座を見て論文の学習の仕方を学んでください。
その上で、論文過去問のマッチング、項目出しの学習になります。
全て終わったのは素晴らしいですね。
この次にやることは、論文これ問の学習を平行で進めつつ、論文過去問の項目出しです。
といっても、最初の頃は「大項目」を出すこと、箱を作ることを目標として下さい。
細かいことは書ける必要はありません。
(概ね短答試験前まではそれでOKです)。
大項目が漏れなく挙げられる状況には年内になれば十分です。
多分、難しいと思いますので・・・逆に「論文挙げられるようになりました」と思っている場合は学習方法が違っています。
過去問そんなに優しくないので、何かができていない可能性があるので、注意が必要です。
短答まで残り7ヶ月ですのでもっと短答の勉強に時間を割いたほうがよろしいでしょうか。
現時点で行うべきことは、「これポン」の理由付けまで含めた学習です。
短答これ問の中のこれポンを、年内までに完璧にできるととても楽です。
(といっても、総則、雑則等一部やる必要のないこともあります)
その時間が確保できているのであれば、特に論文の勉強が多い少ないと思います。
なお、乙さんは過去問のマッチングまで終わってるとのことですので、過去問の学習になります。
過去問は、1問を1時間で進めて下さい(1年分4時間)。
なお、1問1時間は、1時間で理解できる範囲だけを学習してもらえれば十分ということです。