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ミシンの特許

8月12日は、シンガーが1851年に米国でミシンの特許を取得した日です。
ミシンに関する特許も、かなりもめた経緯があり、最終的にみんなで仲良くしましょうという流れになっていきます。
そしてできたのが、初のパテントプールです。
ただ、このパテントプールは、どちらかというと色々な会社が仲良くするというより、他社参入を排除するのが目的でした。
いわゆる排他的パテントプールであり、今みると問題が多々ある制度でした。

さて、話を戻しますが、応用情報について勉強を進めていると思いますが、情報処理試験の勉強方法は、弁理士試験の勉強法とかなり違います。
それは、弁理士試験は「過去問を勉強せずに、過去問で勉強して欲しい」と伝えています。
しかし、情報処理試験は「過去問を勉強」して下さい。

例えば、用語問題が多いですが、正解の枝だけ覚えるようにして下さい。
問題文の書き方で、用語を覚えれば十分です。

[R04S-AP-32]シリアル回線で使用するものと同じデータリンクのコネクション確立やデータ転送を,LAN上で実現するプロトコルはどれか。
ア MPLS  イ PPP  ウ PPPoE エ PPTP

この問題の正解はウになります。すなわち、「シリアル回線で使用するものと同じデータリンクのコネクション確立やデータ転送を,LAN上で実現するプロトコルはPPPoE」とだけ覚えれば良い問題です。

他の枝については、無視してもらって問題有りません。
例えば、他の用語については、他の用語で出ている過去問でやはり理解すれば十分です。

[H29S-AP-33]WANを介して二つのノードをダイヤルアップ接続するときに使用されるプロトコルで,リンク制御やエラー処理機能をもつものはどれか。
ア FTP  イ PPP  ウ SLIP  エ UDP

この問題の正解はイのPPPです。
したがって、PPPの説明として「WANを介して二つのノードをダイヤルアップ接続するときに使用されるプロトコル」となります。

なお、このとき、リンク制御や、エラー処理まで抑える必要はありません。
それは、ダイヤルアップで使用するプロトコルとしてPPPと押さえておけば回答がだせるためです。

それ程複雑な枝が出ることはありません。
あくまで合格することを考えるのであれば、正解が出せる程度に理解していれば十分です。

なお、将来的に弁理士実務(明細書)で記載するレベルで考えても、上記理解でも特に問題有りません。
それは、用語がある程度解っていれば、その都度しっかり勉強すれば良いからです。

午前過去問を解くときは、とにかく「正解を出せる方法」で勉強するようにして下さい。
弁理士試験のように、問題を使って知識を身につけるまでは時間が足りないと思います。

また、分野についても解らない分野は解けなくても問題有りません。
合格ラインがクリアできる程度の問題数になるように、分野を選んで学習して下さい。
幸い、1つの分野が解らなくても、他の分野には殆ど影響ないのが応用情報の学習だからです。

---話題切り替え---

さて、土曜日台風が来そうですね。
ゼミと道場がありますが、通学には無理をしないで下さい。
ゼミについてはお休みした場合は、メールにてご連絡下さい。

最近よく食べている事務所近くのお店のお好み焼きです。
ここ以前はそば入りしかなかったのですが、うどん入りができたのでお気に入りです。
お好み焼きは、うどん入りが良いと思っています(個人の感想です)

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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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