弁理士試験– category –
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冒認出願者と先願の地位
質問を頂いたので回答します。 冒認出願であっても先願の地位はあると考えていて良いのでしょうか?39条のレア問R04-05-ハではそうなっていますが、29条の2のこれポン4でH20-15-2では冒認出願は拒絶され先願の地位はなしとなっていました。冒認はそれが審査段階で分かるかどうかは、どのように読めば良いですか? ときどき頂戴する質問です。... -
POD模範六法
三省堂が模範六法をオンデマンドで印刷して販売するというサービスを展開しています。 https://ondemandbook.hourei.co.jp/static/store/sanseido/lp.html ということで、実際に注文してみました。 自分でオリジナルもあるのですが。知的財産法のパックもあったのでこちらを注文してみました。 ・実用新案法、意匠法は抄録(一部収録)のため... -
揺れない心
揺れない心ってブログのタイトルにしようと思って検索したら桜井章一さんの本がヒットしました。桜井章一さんを書いた漫画「Shoichi」はいいですよね。その中でも「銀座の夜の帝王」の話とか好きでした。「雀鬼」だと、夜の帝王を確か原田大二郎さんがやっていましたね。 って、そんな話が書きたかった訳ではありません。 さて、仕事... -
質問について(著作権法 H25-39-2)
H25-39-2の「刺身包丁は、著作物とはならない」という問題は、回答が○なのですが、刺身包丁に装飾等の独創的な創作がされていても著作物とはなり得ないのでしょうか。 著作権法は枝別に考えると難しいと思います。 例えば、刺身包丁において、一品製作物ようなものだったり、有名な刀鍛冶が作った刺身包丁があった場合は著作物として保護され... -
質問[H15-36-イ]
H15-36-イ(Lゼミですと、2回目のミニ答練の16問目)についてですが、現行法では削除になります。 マドプロにおいて、2023年4月1日以降の出願については、一括納付制度が採用されております。そのため、この問題は成立しない問題となっています。 なお、出願時に一括納付するのはジュネーブ意匠と同様ですが、ジュネーブ意匠の場合登録に... -
3月からの学習スケジュール
3月になりました。下三法については一通り学習されたと思いますので、過去問の学習を勉強する必要があると思います。 さて、過去問の学習は、いくつかの教材があります。 ・短答これ問・体系別短答過去問・年度別短答過去問 学習の効率があまり良くない段階(解いていてもできない問題が多い状況)のときは短答これ問で回した方が楽だと思い... -
著作権法の質問について
著作権の過去問について質問があったのでお答えします。 著作隣接権についてH29-著2-4と、H25-24-4の違いが分かりません。H29-著2-4の場合は、実演家の乙が一度CDに録音することを許可しているため、それをラジオで流したり放送することには放送権は及ばない(ワンチャンス主義)が、インターネットで配信する行為に対しては送信可能化権が及ぶ... -
勉強方法についての質問
勉強方法について質問があったのでお答えします。 条文の要件(主客時手)と効果を意識すると整理しやすいとよく耳にするのですが、主客時手がどのようなものなのか、いまいちわからずにいます。例えば17条の場合、以下のように分けてみたのですが、これでよいのかわかりません。また、2項3項が漏れてしまいます。主体:手続をした者客体:出...