短答ゼミの受け付け始まりました!

連休中の学習

連休中ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
お仕事の方もいらっしゃると思いますが、学習に集中できる貴重な時間として過ごされている方も多いことと思います。
短答式試験まで残り期間も少なくなってきました。
ここからの学習が大切になりますので、一緒に頑張っていきましょう。

さて、この時期の過去問と「これ問」の取り組み方について、
改めて考えてみましょう。
人によって進め方は様々かと思いますが、一つの効果的な方法として、次のような使い方があります。

1. 年度別過去問(または通常の過去問)を解いてみる。
年度別過去問は同じ論点が登場しないというメリットがあります(ただ、知識が定着していないと知識が安定しにくいデメリットはあります)。過去問を解くことで、現在の実力や課題が見えてきます。

2. 間違えた問題や迷った問題は、知識定着のチャンス。
解いた結果、間違えた問題や解答に自信が持てなかった問題は、弱点を補強する良い機会です。関連する「条文」を確認し、それに対応する「これ問」で理解を深めましょう。

3. 「これ問」で知識を確かなものに。
上述した間違えた条文について、まずは「これポン」の範囲は2~3問解いて知識を整理・再確認します。不安であればもう少し解いても良いでしょう。
少し応用的な「レア問」については、特に「何が問われているのか」を意識して取り組むと、深い理解につながります。

年度別過去問は、様々な論点がバランスよく出題されるため、自分では気づきにくい知識の穴を発見するのに有効です。そして、見つけた弱点を「これ問」で着実に埋めていく。この繰り返しが、着実な実力アップにつながります。

また、過去問演習で特に意識していただきたいのが、「間違えた問題」の分析です。
なぜ間違えたのか、その原因を冷静に考えてみてください。知識そのものが曖昧だったのか、条文の解釈を誤ったのか、あるいは単なるケアレスミスなのか。原因をしっかり特定し、次にどうすべきかを考えることが、同じミスを防ぎ、本番での得点力を高める上で非常に重要です。

特にケアレスミスと感じた場合は対策をするようにして下さい。
何らかの対策をしないと、本番でも同じミスをしがちです。

試験本番が近づいてきましたね。焦りや不安を感じることもあるかもしれませんが、皆さんがこれまで積み重ねてきた努力は、着実に力になっています。
最後まで自分を信じて、学習を続けていきましょう。体調管理にも気を配りながら、悔いのないよう、残りの期間を過ごしてください。応援しています。

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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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