Lゼミが今年も始まりました

趣旨問題について

趣旨問題について、色々と苦労されると思います。
しかし、趣旨問題は、「勉強した趣旨がそのまま出る」可能性は極めて低いです。

論文試験は、相対的に書けたかどうかです。
なので、みんなが書けなければ、大きなダメージはありません。

流石に最近の試験で、趣旨問題40点で「意匠法3条の2の趣旨を書け」とか出るだろうか?
いや、出ないだろう!って感じです。

なので、この時期は、趣旨問題を必死に覚えるというスタンスより、
「何が出てもそれなりに書ける」
というレベルを目指してください。

趣旨問題に出てくるキーワードを抑えることで、そのキーワードをちりばめることで何とか書けるようになるというレベルにして下さい。
なので、論文これ問の趣旨も、一字一句覚えるというより、キーワードをしっかり抑えるというイメージです。

添削する側になると解りますが、趣旨問題は基本書けないことが多いです。
受験機関に通っている対策をしている層の受験生ですら書けないのですから、平均したらもっと書けないと思います。

それより、条文で拾えることを拾わないとかなり失点になってしまいます。
基本に忠実に、条文と問題とから拾える項目を落とさないということを意識して下さい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

目次