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大型連休はじまりました

大型連休が始まりました。短答組は最後の追い込みになるかと思います。
これからは、短答本試験の過去問を繰り返しといていく方法がよろしいかと思います。

直前の仕上げですので、年度別に過去問を解いていくとよろしいかと思います。
理由としては、年度別では「同じ論点」がでないために、知識の再確認に良いからです。

連休中は、ペースは通常お伝えしているように、10問/1時間(問題を解く+解説を読む)ペースです。
このペースは論点を確認する確認モードになります。
確認モードといっても、学習時間は四法と下三法では異なると思います。
四法と下三法とを交互にやっても良いと思います。

特許法20問→条約10問→意匠法10問→著作・不競法10問→商標法10問

下三法は20問で1時間程度で終われば、概ね5時間で1年分解くことができると思います。
確認モードであれば、1日2年分、又は2日で3年分位を目標で進めると良いと思います。

ただ、連休中は時間が取れるのであれば、四法については詳細モードで進めても良いかと思います。
詳細モードは、「短答過去問で出題された問題に対応する条文の問題を「これ問」で確認し、併せてこれポンを確認する」という方法です。
短答の過去問をベースに、これ問に戻ることで、同じ条文の論点を確認して下さい。
時間的には、通常のペース(確認モード)半分程度に落ちると思いますが、見ている問題数は確認モードより遙かに多くなります。

とくに、複数回出題されている論点である「これポン」の論点が落ちていることが多かったりします。
これポンの過去問は、論点が分かっていれば1問10秒程度で確認できるはずです。
(それ以上かかるようであれば、そもそも論点が頭にインストールされていません)

丁寧に進める必要はあるのですが、「より繰り返し問題を見る」ということも意識してみてください。

明日は、秋の講座の最終回となります。
上記の話と、今後の論文試験の進め方についても話をしたいと思います。

※:追記

下三法については、「適切」「適切じゃない」という解き方を意識してください。
特に著作権法・不競法は答えを覚えがちです。
また、PCTは根拠規則が細かすぎるので、根拠まで覚えるのはなかなか難しいです。
問題をよんで「なぜ適切か?」というのを、条文・判例を意識しなくても答が意識できた方が汎用性が高いと思っています。

 

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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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