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入門テキストは入門ではない

禅問答みたいなタイトルですけど。

LECの入門テキストって、結構色々なことが書いてあり、非常によい教材だと思っています。
自分は入門講座のところで読み合わせまでしていないのですが読んで下さいとは伝えています。

少なくとも論文レベルですと知識の整理になります。
また、短答問題を考えたときも、入門テキストの部分で知識が落ちてしまっているところが有ります。
知財法の性質上やむを得ないのですが、結構色々なことが入っているため、本当の入門時期には少し難しいテキストです。

しかし、勉強が進んだ上で知識の整理に読むのは有効だと思っています。
当然入門テキストだけでは足りないのですが、ただ入門テキストに書いてある部分で軸足を作るのが大切だと思っています。

できれば、どこかのタイミングで下三法も含めて、一度しっかり読んで頂けると
「こういうこともあった!」
と上手く整理できると思っています。

ある程度勉強が進んだ時期こそ、復習として読んでみて下さい。
(ただ、ペース的には全科目1週間以内が理想です)

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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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