弁理士試験– category –
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趣旨問題について
趣旨問題について、色々と苦労されると思います。 しかし、趣旨問題は、「勉強した趣旨がそのまま出る」可能性は極めて低いです。 論文試験は、相対的に書けたかどうかです。 なので、みんなが書けなければ、大きなダメージはありません。 流石に最近の試験で、趣旨問題40点で「意匠法3条の2の趣旨を書け」とか出るだろうか? いや、出ない... -
弁理士試験統計(短答)
特許庁から弁理士試験の統計がでました。 最近は試験後に出ている状況です。 受験者全体 初回受験者 受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率 令和4年 2754 284 10.3% 687 74 10.8% 令和3年 2686 304 11.3% 857 75 8.6% 全体としては合格率も下がっているので、やはり難しかったと思います。 ただ、注目するのは「初回受験者」... -
勉強の進め方について
ときどきご質問を受けるので、まとめて回答しておきます。 勉強の進め方について、ご相談・ご質問を受けることがあります。 ここで、学生時代の勉強と大きな違いは、まずは「ご自身の勉強法」について、確立する必要があります。 学生時代(小学生~高校生)のときは、多分学校の先生に宿題を出されたり、指示をされたりしていると思います。... -
答案構成
論文組は今は論文の勉強を必死に進めていると思います。 今年短答の結果が出せなかった人も、論文の勉強は今は進められていると思います。 さて、答案構成について、以前進め方で気になったので1つお伝えしておきます。 答案構成って、一気に上からされる人がいると思いますが、基本大項目をドンドンドンと書いて、間に中項目、小項目、条文... -
個別相談に出た話題(短答)
個別相談で出た短答組の話です。 今年の短答試験が難しかったです。来年どうしましょ? 今年どの程度合格する実力があったかということになります。 例えば、先日馬場用の短答分析シートをアップしています。 このうち、ご自身の正答数(点数)にA,Bレベルで「×」となった数を足します。 これで「39点」を超えられているのであれば、「過... -
個別相談にて出た話題(論文)
いくつか個別相談で出た話題について、ブログにも書いておきます。 論文試験に関するものです。 答案構成にどれくらい時間をかけて大丈夫ですか? 答案構成にかけられる時間は「試験時間-答案作成にかかる時間」です。 例えば、1枚10分で答案を書けるのであれば、40分で1問は書けることになります。 逆算すると、特許法では20分答案構成に... -
個別相談について(短答試験の相談)
本日(6/1)から個別相談が始まります。 ご予約された方、宜しくお願いします。 なお、短答試験の結果に基づいて相談がある人は、事前に以下の分析シートにチェックしてもらえると助かります。 問題番号ごとに白い部分に「正解:○」「不正解:×」を埋めて下さい。 枝ごとではありません。その問題を正解/不正解の記入だけです。 なお、問... -
塞翁が馬
講義でも話をしましたが、 自分が好きな言葉の一つは「人間万事塞翁が馬」です。 故事はぐぐって読んでもらうと面白いのですが、長いので割愛します。 (若干ひねくれたおじいさんの話です) 簡単に言うと長い人生、目の前の不幸と思えることも、 長い目で見るとそれは良いことだったかもしれないという・・・そんな意味です。 Twitterで何人...