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答案構成

論文組は今は論文の勉強を必死に進めていると思います。
今年短答の結果が出せなかった人も、論文の勉強は今は進められていると思います。

さて、答案構成について、以前進め方で気になったので1つお伝えしておきます。
答案構成って、一気に上からされる人がいると思いますが、基本大項目をドンドンドンと書いて、間に中項目、小項目、条文って埋めていった方が良いと思います。

例えば、令和2年の特許法1ですと、まず、設問1って、請求項ごとに検討すると思います。
したがって、最初の答案構成は以下の通りです。

設問1(1)
1.請求項1

2.請求項2

設問1(2)
1.請求項1

2.請求項2

設問1(3)
1.パリ優 発生要件・主張要件

2.効果

よく講義でお伝えしている「箱を作る」ってやつです。
ブログの関係で改行が入っていませんが、この大項目だけで用紙全体になるような配置で記載します。
(なので、大項目間は5~6行位あきます)
つぎに、それぞれの項目について、ポイントを記載します。
設問1(1)
1.請求項1
新喪例主張→a拒理×(29①)2.請求項2
新喪例主張→a拒理×(29②)設問1(2)
(略)
次に、更に細かい答案構成を入れていきます
設問1(1)
1.請求項1
新喪例主張→a拒理×(29①)
甲a発表→イ公知(29①一) 30条手続
2.請求項2
新喪例主張→a拒理×(29②)
ロ イの用途発明 異なる為29条①×
but 29② 30条でOK
最初から3番目(上から項目が全部書いてあるもの)を書こうとすると時間がかかります。
なので、まず「枠」をしっかり作った上で、そこに追記していくことで答案構成を作っていきます。
ある程度記載して量が少なければ、細かいことも追加します。
もし、「結構記載量ありそうだぞ?」と思ったらある程度で打ち止めとし、答案を記載していきます。
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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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