馬場 信幸– Author –
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論文合格発表
LEC本日論文試験の合格発表でした。185名のみなさん、おめでとうございます。色々と大変だったと思いますが、ここまで来ればあと一歩です。油断せずに、あとは必死に口述の学習を行って下さい。 特に口述試験は経験が物を言う試験です。必ず「声に出して解答する」ことを意識してください。あとは、口述模試等は受けられるものは多く受けるよう... -
質問:意匠の類否について
質問質問があったのでお答えします。 3条の2と、3条1項及び9条の物品の類否判断の仕方は違うのでしょうか。(そもそも、3条の2では物品の類否判断はしないのでしょうか)というのも、過去問をまとめると、・先願が全体意匠(鍋ぶた)、後願が部分意匠(鍋ぶたのつまみ部分)→物品非類似のため3条1項と9条には該当しないが、3条の2には該当する・... -
論文の取り組み方ー夏ゼミお疲れさまでした1
LEC収録が全く始められそうもないので、ブログをその間に書こうと思います。 夏ゼミお疲れさまでした。6回という短い期間なのですが、夏ゼミは唯一指定された教材がないので、割と自由に進められる感じで毎年何をやろうかと考えています。 今年は、まず、最近の試験傾向から「弁理士」という考え方を身につけていただきたいということを主眼に... -
質問(具体的態様と下位概念)
質問質問があったのでお答えします。 下位概念は技術的範囲に属すると理解しました。また、言い回しが慣れていないのですが、具体的態様というのは下位概念のことを指すというので良いでしょうか? 特許の言葉は独特で、最初のうちは中々なれないですよね。 具体的態様は下位概念には概ねなりますが、下位概念だからといって具体的態様にはなりま... -
質問について
質問Xから質問があったのでお答えします。 特17の2で、最初の拒絶理由通知に対する補正が3項や4項違反の場合、拒絶理由が解消していないためそのまま拒絶査定になるという理解でよかったでしょうか。 内容にもよりますが、この質問だけだと違います。例えば、新規事項に該当するために拒絶さてになる訳ではありません。通常は、17条の2第3項違... -
PATECH 法文集(31版)
改正情報PATECHの新しい法文集が一部の書店では既に販売されているようです。黒い法文集のやつで「31版」です。本屋さんで買うときは巻末の発行日が令和6年になっているかを確認すると良いと思います。 さて、(前回もそうでしたが)PATECHの法文集は、刑事罰の適用が「拘禁刑」になった状態で掲載されています。こちらについては、施行日は2025年6... -
土曜日の講義とスマートのアンケートについて
LEC台風が遅く移動していますね。動きが読めなくて、被害が大きくならないか心配です。 土曜日ですが、秋の入門講座が始まります。教材は何を持っていけばいいですか!という質問がありましたが、全体構造のテキストと、全体構造のレジュメがあると思うので、それをお持ち頂ければ結構です。法文集お持ちであれば法文集をお持ち下さい。 あと、... -
質問について(一般承継と事業承継)
質問メールにて質問(8/18)があったのでお答えします。 短答これ問Ver24の特-142のH21-59-1(レア問)ですが、92条の裁定通常実施権について解答では一般承継により転移することがあるとなっております。94条4項には事業と共にとしか書かれていないので、事業と共にの中に一般承継の一部が含まれているからという理解で正しいでしょうか。ただ、...