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論文受験者の今後の予定

今年の論文試験もお疲れさまでした。
コロナの影響があり、今年はリズムがつかめませんでしたね。
自分の方も、中々普段通りのペースにはいきませんでした。

さて、例年であれば、論文試験が終わってから少し休憩してということになるのですが・・・残念ながら今年はその余裕がなさそうです。
次の試験に向けて、直ぐに動き出す必要がありそうです。

なお、弁理士試験の勉強は合格後にも役に立つことです。試験に合格することだけが目的ではないと思います。
短答試験、論文試験、口述試験とも合格後に絶対に役に立つ勉強です。

次回短答免除がある方

基本的に論文試験は相対評価ですので「合格している」という前提で勉強すすめてよろしいかと思います。
しかし、仮に思わしくない結果が出た場合、それから論文試験のスタートを切るのでは少し出遅れてしまいます。
口述試験の勉強は当然ですが、併せて論文試験の勉強を進めて下さい。
論文試験は、合格後の事例の学習にも繋がります。
弁理士となって役に立つことが過去問からキッチリ解ると思います。

例年ですと、論文合格後は特に論文をやる必要はないのですが、今年はできるだけ早めに論文の学習を並行して進めて下さい。論文試験+口述試験対策が必要だと思います。

今回で短答免除が切れる方

一番不安な人は「短答免除が切れる人」だと思います。
今年は論文試験の発表が終わってから、短答試験の勉強をはじめては間に合いません。
しかし、今の段階でまるで論文試験が落ちたかのように振る舞うのは、憚られると思います。

しかし、当たり前ですが合格したからといって知財の勉強が終わる訳ではありません。
四法の短答試験の知識は、合格後もかなり役に立ちます。
特に短答免除を2回過ぎた人は、短答的な知識が落ちており、口述試験でも苦労します。

したがって、短答試験の学習(四法)を、口述試験対策と合わせて初めるのが良いと思います。
「今年論文ダメだった場合、受験を諦める」と思っている人がいるかも知れません。

しかし、実際その時になってみると「もう1年勉強続けてみよう」と考えることはありえます。
今は合格後の知識ということを考えて、短答試験の学習+口述試験の学習をお勧めします。
特に四法対象の落とし込みをすることで、条文が細かく読むことができます。

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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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