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Google Pixel 6 Pro(音声認識)

Google Pixel 6 Proを購入しました。
iPhone 13は買わずに、こっちを購入しました。

さて、Pixel6 Proが知財系の仕事に役に立つか!ということで検証してみたいと思います。

自分も一番気になっていたのが「レコーダー」による文字起こしです。
Pixel6から日本語に対応したということ!
今までもそのようなサービスは複数あったのですが、殆どがクラウド上で処理するものでした。
流石にクラウドで処理するものは、打合せで使用することはできません。

Google Pixel 6の場合、ローカルでリアルタイムに、それも上限なしで変換できるところに魅力を感じました。
一般的に音声から文字変換サービスは、課金が必要になるのが大半です。

さて、購入した水曜日に、打合せがちょうどあったので使用してみました。
環境としては、Web会議でしたので、利用してみたのですが、概ね5~6割の精度という感じです。
ネットの記事だと「画期的!」というのは見ましたが、そこまでではないです。

ただ、テキストに変換すると良いこともあります。
概ね内容を確認し、文字を選択すると「選択した箇所」から再生が可能となります。

上が文字認識されたものです。
認識された文字を選択すると、そこから音声が再生されます。
そうなると、打合せで「ここの変形例何言ってたかな?」というのは確認しやすいです。

WEB会議では少し音が悪いので、今日の収録で使ってみました。
収録環境は、自分の声しかないので、ベストな環境です。
今日から条約の回の講義でした。

以下、変換結果と元文章との比較です。
上手く変換できるときは変換できまが、何となく言っていることがわかるというレベルです。

まずは、発言元の文章(パリ条約5条の3)

次のことは,各同盟国において,特許権者の権利を侵害するものとは認められない。
1.当該同盟国の領水に他の同盟国の船舶が一時的に又は偶発的に入つた場合に,その船舶の船体及び機械,船具,装備その他の附属物に関する当該特許権者の特許の対象である発明をその船舶内で専らその船舶の必要のために使用すること。
2.当該同盟国に他の同盟国の航空機又は車両が一時的に又は偶発的に入つた場合に,その航空機若しくは車両又はその附属物の構造又は機能に関する当該特許権者の特許の対象である発明を使用すること

以下、音声から認識したもの。

5 条の 3 えー。五条さん時の侵害とならない場合、次のことは各同盟国において特許権者の権利を侵害するものとは認められない。
当該同盟国の量水にいたの同盟国の船舶が一時的にまたは偶発的に入った場合に、その船舶の船体及び機会専務装備、その他の付属物に関する当該特許権者の特許の対しである。
発明をその船舶内で、もっぱらその船舶の必要なために使用することに当該同盟国にいたの。同盟国の航空機、また車両が一時的にまたは軍圧的に入った場合に、その航空機もしくは車両またその付属物の構造、または機能に関する両替特権者の特許の対象である。

当然、そのままの文章として使うというのは少し現実的ではないです。
しかし、打合せとかで、概ねの内容を把握するのには、音声を聞くより良いかとも思います(少なくとも自分の声を聞くより)

法律的な話になると、用語が難しいので、どうしても上手く変換されない(例えばX条とか)はあります。

例えば、講義の出だしとかは、普通の会話なので、概ね認識できているという状況です。

はいええ、初代は 2022 年向け下散歩攻略講座条約の第 1 回目を始めていきたいと思います。えー担当力選 5 周辺にしとこです。皆さんこんにちは。さあ、今日から始まりました。というところで条約の会になりますとで、ここからまあ下 3 方ということでね。
00:28
皆さん勉強の仕方というのを、まあどういう風にしていくかというのが非常に悩ましいところだと思います。とで、下散歩に関してとこでまずちょっとね。最初に話をさしていただいてたら 7 回しかないんだよね。
00:38
この講座うんで 7 回しかないので、まあ一体何をやるかというところが非常に重要になっていきますから、そこを皆さんと一緒にちょっと話をしていきたいと思います。で、まず下 3 歩に関しましては、まあ条約とま著作権法不正競争防止法とまあこの 3 つがあるわけですとで、その 3 つの勉強を具体的にどういう感じで進めていけばいいのかというところをね。
使い方によってはかなり有効だとは思います。
特許の打合せの録音とか、もう少し使ってみようと思います。
あと、日本語認識ですが、購入直後では、何故かレコーダーが「日本語」に設定できませんでした。
Google Playからアップデートをかけたりしたけどだめ。
何回か再起動したらできるようになったので、認識するのに時間がかかるのかも知れません。
認識用の日本語データをダウンロードする必要もあるのですが、これも結構上手くいきませんでした。
こちらも時間が解決した感じです。
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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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