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クイズ王

しばらく油断すると、更新が滞ります。
それじゃいけない!と思いつつ、5月も中旬になりました。

さて、先日テレビ番組を見ていたら、伊集院光さんが出ていました。
伊集院さんは、クイズ番組でも良く活躍されています。
そのとき、クイズのコツが面白かったです。

例えば、「日本人が2番目に食べる魚介類は何でしょうか?」という問題が出たときです。
確かにクイズ番組、2番目とか聞かれること多いですよね?

このとき、問題から「魚介類」と聞いているところがヒントにがあるそうです。
もし「サーモン」「鯛」なら「魚」と聞けば良いはず。
答えが「それ魚なの?」って疑問がでるので、「魚介類」にしている。
ということは「イカ、海老、とかその辺か」と絞っていくそうです。

問題文の細かい要件を瞬時に考えて、答えを絞るというのは、流石「クイズ慣れ」していると思いました。

さて、これは論文試験等でも同じです。
わざわざ「日付」が問題文にあるということは先後願を判断させる。
わざわざ「商標X」ではなく、具体的な名称が入っているということは類否判断させる。

問題文は基本的に何かのトリガーになっています。
問題文から答案構成が早い人はこのトリガーに気がつくのが早いです。
そう考えると、弁理士試験の問題もクイズに近いところもあるんだなと、つくづく思いました。

 

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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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