弁理士試験– category –
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今年の合格ラインの感想
短答試験は概ねある一定以上実力があると合格がしやすいのに対して、必ずしもそうならないのが論文試験です。 合格した人は当然実力があるのですが、合格できなかった人が実力がないという訳ではないんですよね。 意匠、商標は1問しか出ませんから、何かのタイミングで前提読み違えるだけでアウトになるのが論文試験です。 また、たまたま読... -
質問(補正要件と分割要件)
ゆうしゃ これ問:特17の2 H24-02-2 こちらは補正が出来ない時期の分割の場合、分割直前の範囲でしか補正できず、最初に添付した範囲で補正すると新規事項追加になる場合があり拒絶理由が通知されることがある(答え○)ということでしょうか?よろしくお願いします! 馬場 ご質問の文章が理解できた上かどうか解りませんので、ご質問の文章から... -
選択科目について
ご相談がありましたので、お答えします(似たような環境の人もいるかと思いますのでブログで回答します)。 昨年、馬場先生の応用情報技術者試験の講座を受講させて頂いておりました。昨年の10月に試験を受けて、午前は合格していたのですが、午後が不合格となってしまいました。今年の弁理士試験に当たり証明書提出の関係で、再び応用情報技... -
今日の質問
ゆうしゃ 質問すみません!冒認出願が出願公開後、49条7号で拒絶査定になった場合、本来特許を受ける権利を有していた者が特許を受けたい場合、新出願しても29条1項3号で拒絶されてしまうため新喪例を使って出願することになるでしょうか?また登録前は移転請求はできないという理解で良いでしょうか? 馬場 この場合は、特許を受ける権利を... -
年末年始休暇からの勉強について
年末年始休暇が始まった人&始まるよという人が多いと思います。 弁理士試験の日程の大枠が先日大枠が発表になりました。 概ね2ヶ月遅れになります。 したがって、年末年始は従前通りしっかり四法対策をして頂けるのがよろしいかと思います。 とくに短答組の人は「論文試験」を射程圏内に収めるようにして下さい。 「論文ブラッシュアップ」... -
H14-39-1について
ゆうしゃ [H14-39-1]について、補正却下後の新出願は出願日が遡及することは理解したのですが、解説にある「出願と同時に優先権の主張が行えない」という部分の「優先権の主張」がどういうものか分かっていないため理解できず、悩んでおります。 馬場 優先権の主張は問題文に書いてある「パリ条約による優先権主張」の手続です。 優先権主... -
令和3年の弁理士試験の日程について
来年の弁理士試験の日程は特許庁から発表されていませんが、弁理士会から「工業所有権審議会委員(弁理士試験委員)候補者の募集」の連絡が回ってきました。それによれば、令和3年の勤務時期は以下の通りになっています。 (1)短答式試験:2月中旬から5月中旬まで (2)論文式試験:4月中旬から10月下旬まで ----(うち採点期間は9月... -
法改正の流れ
ブログを更新する時間もなかったのですが、簡単に。 第44回特許制度小委員会 時間があれば配付資料を見てもらえると色々解ります。 裁判における第三者への意見を求めることができる制度、権利回復制度の見直し、模倣品対策についてです。 模倣品対策は、商標権侵害等が発生する模倣品輸入について、「個人輸入」についても網をかける方向で...