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今年の合格ラインの感想

短答試験は概ねある一定以上実力があると合格がしやすいのに対して、必ずしもそうならないのが論文試験です。

合格した人は当然実力があるのですが、合格できなかった人が実力がないという訳ではないんですよね。
意匠、商標は1問しか出ませんから、何かのタイミングで前提読み違えるだけでアウトになるのが論文試験です。
また、たまたま読み落とすということや、苦手な分野がでることもあり、それなりに運の要素は入ってきます。

今年の成績が返ってきたら、原因を分析する必要はあると思います。
可能であれば、自分の方にも教えて頂けるとありがたいです。

なんとなくですが、今年の合格者が実力通りにでている心証を持っていません。
例えば、受験生を1~10に分けて、レベル6の人が合格ラインとした場合・・・6~7の人は合格しやすい心証です。
逆に、8~10の人、実力があって、答練とかでもよい成績を取っている人が不合格になっている場合が散見されます。

原因はまだ分析する必要はありますが、1つは問題が今年基本レベルの出題があったため、実力のある人は書きすぎてしまっているのかも知れません。
あっさり広くかくというより、1つの項目を掘り下げたことにより、トータルの点数が下がってしまったのかも知れません。

まだ成績表との対比もしてませんし、当然受験生からヒアリングはしていませんので実際は解りません。
ただ、見ている受験生の層と合否の結果を比較すると、少しだけそんな心証を持っています。

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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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