Lゼミが今年も始まりました

個別相談に出た話題(短答)

個別相談で出た短答組の話です。

今年の短答試験が難しかったです。来年どうしましょ?

今年どの程度合格する実力があったかということになります。
例えば、先日馬場用の短答分析シートをアップしています。
このうち、ご自身の正答数(点数)にA,Bレベルで「×」となった数を足します。
これで「39点」を超えられているのであれば、「過去問」を理解できていれば合格ラインは突破できたはずです。
なので、その部分の理解が今一歩足りなかったことになります。
先日みたパターンの人は概ねそのパターンでした。

今の時期は何をすれば良いですか?

主なスケジュール感としては、早くて11月、遅くて12月までに「これポン」の範囲は完璧にして下さい。
完璧というレベルは、問題を読んで「はいはい!あのこれポンね!」って解るレベルです。
特にこれポンについては、青本を使って理由から理解できていないと本番で活用できません。
優先度としては「これポン」ですので、2月でも「これポンをおさえる」と話をしています。
ただ、本来その時期に「これポンが解ってきた!」というのは遅いです。

そして、12月~2月頃に「これポン以外の過去問」を潰すようにします。
そして、3月~条文の理解(仕上げ)になってきます。

あと、毎年講義でも説明していますが、例えば秋の講座ですと、四法横断に入る位から帰れませんをやっています。
このとき、間違えが少ない人は合格可能性がかなり高いです。
なので、今年の秋講座で言えば、最初にある入門のときまでに、これポンを全部潰して下さい。
かなり「帰れませんでミスらないように」と例年最初からお伝えしているのですが、結構皆さん間違えます。
ということで、とにかく今はこれポンの範囲を優先的に潰してください。

あと、論文については論文の過去問+論文これ問をしっかり回して下さい。
例えば、受講するか否かに関わらず、秋のLゼミが11月から始まります。
今の時点から1週間1年分の過去問のマッチング+答案構成を勉強すると、丁度平成14年~令和3年まで回せると思います。
概ね1問2時間程度で学習するようにして下さい。

ということで、現時点では、10時間のこれポン潰し+8時間の論文過去問+残り時間で論文これ問という流れになるかと思います。

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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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