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短答試験の解き方

ゆうしゃ
以前も似たコメントをさせて頂きましたが、「〜な場合がある」という問われ方をすると例外を探そうとしてしまって迷います。

短答試験の問題は条文のかなり細かいところをきいています。
当然「例外」や、「細かい点」も多く問われています。

勉強を進める上で重要なことは「原則の理解」をしっかりすることです。
「原則の理解」が疎かですと、どうしても「例外」を勉強しても暗記になってしまいます。

短答の問題を落とし込み等で見ていくことは重要です。
しかし、それは短答試験の問題を解けるようにすることが目的ではありません。
まずは、「条文」「原則」を理解するためです。

したがって、今理解できる過去問を最優先にしていくことが重要です。
解らない問題は、深追いせず、解る問題を優先的に学習することが大切だと思います。

とくに気をつけたいのが、「解らないことを徹底的に調べる」ことは、自分は避けた方が良いと思います。
色々不安だから・・・という気持ちはとても分かります。
不安だと、つい色々と調べて、どうなっているのか?まで追究しがちです。
しかし、そうすると、試験勉強というより、「やりたい勉強」をしていることになってしまうと思います。
少なくとも、テキスト(過去問集)、青本で解らなければ、それ以上深追いする必要はありません。
解らないことを解消するのに10分かかるなら、その分これポンを確実にした方が点数は確実に上がります。

そして、ある程度全体の流れが解り、過去問も8割程度理解できるようになった時点で
上述した「いよいよ解らない例外」に着手すればよろしいかと思います。

解らないところがあると不安になるかと思いますが、
如何に重要度の低いところを流し、逆に重要度の高いところをしっかり勉強するかが重要です。

10年に1回出ている問題より、
数年に1回は問われている問題を中心に勉強を進めるとよろしいかと思います。

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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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