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弁理士試験統計

先日、やっとこさ弁理士試験の受験者統計が発表になりました。
志願者数は3401名と、昨年より400名減っています。
コロナの影響がどの程度出たか解りませんが、キャンセルもそこそこあったとの噂です。

さて、短答試験は2259名受験し、411名が合格しました。
合格率にすると昨年が18.3%に対して今年は18.2%。
ほぼ変わらない状況です。

短答試験は、実質的に相対評価ではなく、39点を取る絶対評価に近くなっています。
来年も39点の確保が重要になります。

さて、今年の統計で一番のポイントが「短答試験合格者」の中での「初回」受験者の合格割合です。

今年は84名で、合格者の20.4%を占めています。
昨年は65名で、合格者の12.2%。
例年に比べても今年は初回短答受験者の合格割合が高いです。

原因の一つは、コロナで短答試験が延期になったということはあると思います。

ただ、それは他の受験生も同様です。

初回受験者は、概ね「過去問」を中心とした基本的な学習をする傾向が強いと思います。
すなわち、過去問を使用して条文を学習することが、合格に大切ということだと思います。

来年の試験に向けても、焦らず基本をしっかり固めて学習を続けて頂ければ、きっと合格できると思います。

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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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