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直前のラストスパート

短答試験まで1ヶ月を切りつつあると思います。
ラストスパート、最後の追い込み頑張って下さい。
なかなかこの時期「覚えていたはずなのに解けない!」って繰り返されるのがつらい時期ですよね。

ただ、間違えたのには、何かの理由があるはずです。
その点をしっかり潰すことを意識して下さい。

さて、短答ゼミを受講している人は、これポンだけを集めた問題集があると思います。
これを、一気に回すことで、頻出論点は一気に確認することができます。
このとき、「○」「×」を確認するというより、「何の論点だったか?」を思い出せるとベストです。
本試験では同じ問題はでません。
しかし、同じ論点は出ます。
論点をアクティブに探せるように、繰り返しこれポンの範囲はざっと見直せるようにして下さい。

演習のとき、自分の方で作問して問題を入れています。
このとき、難しいのが、自分としては「答えられないだろう」という問題(受験生であればトリッキーではないけど悩む問題)を入れています。
例えば、前回で言えば、商標法4条4項や、4条1項8号の問題を入れいています。

ここで、「改正法の知識が付いている」だけを確認するだけの問題だと、多分概ね解けると思っています。
「多分、この論点であれば、抑えきれてなさそう」という問題を作っています。
それは、「間違える」ことで、学習して欲しいと思っているからです。

ただ、受験生からすると、「間違える」=「理解していない」と思ってしまうこともある訳です。
なので、前回の商標法の問題を間違えると「改正法ができていない!」と、思ってしまいがちです。
決してそんなことはないのだと思っています。

皆さんが正解するような問題を作成するのも簡単なのですが、それではあまり勉強になりません。
なので、あえて「本試験で出たら困りそう」という、一応自分のなかではギリギリのところで出題しています。
当然、「本試験で問われる可能性はほぼない」ことは、意味がありませんので、そういうことは出題していないつもりです。

逆を言えば、過去問として出題されているところは、極力ミスをしないことが重要です。

自分が受験生の頃、短答答練とか短答模試は半分位過去問が出題されている時代でした。
そのため、「受験機関のオリジナル問題はミスをしてもいいけど、過去問はミスをしないようにする」ということを目標にしていました。

ちなみに、当時目標はずっと未達でした。残念。

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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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