商標法– category –
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MIRAI事件(知財高判 R04.11.21)
商標「MIRAI」に関して4条1項15号が争われた事案。 出願商標(商願2015-92058)は、「MIRAI」(指定商品12類自動車等)、出願日が平成27年9月24日です。 この商標は、出願日が平成27年7月18日に出願(商願2015-68401)された「MIRAI」を分割出願したものです。 そして、この出願は複数分割出... -
東京地裁 R04.10.25 芸術センター事件
商標権の使用許諾に対するライセンス料について争われた事件です。 「東京芸術センター」「神戸芸術センター」「福岡芸術センター」の登録商標の使用について、使用料の請求に関するものです。 最終的な結論としては、使用許諾契約の事実が怪しいということ、また、一部登録商標を使用しているけれども、権利濫用と判断され、使用料相当額の... -
「夢」事件(平成31年(ワ)第8117 東京地裁R03.06.28)
最近の知財判例から。 原告Xは「広告及び宣伝業,印刷物の企画及び製作販売,出版物の編集,製作,発行販売等を業とする株式会社」です。 被告Yは「酒類の製造及び販売,観光用土産品の販売,農水産物の加工販売,清涼飲料水,嗜好飲料及び食料品の販売等を業とする株式会社」です。 原告Xは「夢」(標準文字)、指定商品「日本酒」の登録... -
第三者の使用と不使用取消審判
知財高裁(R02.01.28) 令和元年(行ケ)第10078号 フランスの商標権者の登録商標「AROMA ZONE」が日本で販売されていないとして不使用取消審判が請求されました。 審判段階では応答しなかったため、そのまま商標は取り消す旨の審決がでましたが、審決等取消訴訟で争う姿勢を見せた事件。 商標権者は日本で販売せず。ただし、...
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