弁理士実務– category –
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分割出願時の確認
先々週に特許庁のWEBに上がっていて「どうしよう?」と思っていたら、そのまま忘れてしまいました。 ということで、自分のメモ用に。 原出願が審判係属中の分割出願に対する審査中止の運用について 拒絶査定時の分割出願について、上申書+所定の手続をすれば、審査を中止してくれるというもの。 拒絶査定時に分割出願しないと、その案件の発... -
補正却下についての不服申立
特許法において、補正却下の決定について、単独で争うことはできません。 例えば、最後の拒絶理由通知のとき、請求項1を「A+B」→「A+b」に補正したとします。 ここで、補正要件を満たしていなければ、補正が却下された上で拒絶査定となります。 したがって、このときのクレームは補正前の「A+B」となっています。 ここで、審判請求... -
個別相談と応用情報
日曜日に個別相談にわざわざご足労頂きまして、ありがとうございます。 今年も短答試験後の個別相談ですが、毎回6名の方にお越し頂きました。 貴重なお時間、本当にありがとうございます。 さて、短答試験組で何人かの方にお話していますが、選択科目がある人については「応用情報」の試験を受けることを考えてみて下さい。 今から勉強して1... -
選択科目の免除申請について
選択科目の免除申請について、運用が変わるらしいですね。 弁理士試験の負担軽減について[PDF] 概要証明書又は学位論文全文の写しを提出すればよくなるそうです。 来週特許庁から発表があるそうなので、その情報待ちですね。 -
明日は論文試験
いよいよ明日は論文試験ですね。 「受かるぞ!」って気持ちで本試験を迎えてください。 不安に思うとミスもしやすくなるので、落ち着いて問題解いてください。 問題文にトリガーはあります。 問題文からトリガーを見つけて項目を書くようにしてください。 趣旨とかはきっと他の人かけません。 焦る必要はないでしょう。 とにかく!基本に忠実... -
最後の拒絶理由通知に対する補正
受講生のつぶやきから面白いネタがあったので、勝手に拾って記事にします。 最後の拒絶理由において、「拒絶理由がない請求項を独立項にできるか?」です。 例えば、以下のようなクレーム構成を考えます。 【請求項1】 Aを備える装置。 【請求項2】 更にBを備える請求項1に記載の装置。 【請求項3】 更にCを備える請求項1又は2に... -
弁理士試験の日程について
特許庁から最終的な弁理士試験の日程が発表されました。 日程 短答試験 9月20日 論文試験(必須) 11月8日 論文試験(選択) 12月6日 口述試験 2月20日~2月21日 最終合格発表 3月11日 短答本試験まで概ね3ヶ月です。論文本試験まで概ね4ヶ月です。 色々とやるべきことが見えにくいと思いますが、淡々と同じことを繰り返... -
治療用アプリ
存続期間の延長登録制度がありますが、ソフト系を扱う自分には縁が無い制度だと思っていました。 そしたら、治療用アプリというものが薬事承認されたというニュースがありました。 そうなると、この治療用アプリに関する特許出願(特許権)に対しても、存続期間延長登録ができるということになりそうです。 アプリの実行と治験との関係がよく...
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