口述試験

土日は口述試験ですね。
試験を受験される方は落ち着いて、かつ、楽しんで受験してきてください。

口述試験って、人生でそう経験するものではないと思います。
なので、緊張しつつ楽しむ位の気持ちで良いと思います。

色々と噂はありますが、法文集は困ったら見ていいと思います。
受験生が思っている以上にみんな緊張しています。

とくに、想定されていない質問がされたり、回答が思いつかないと緊張状態になります。
こうなっているときは、交感神経が過剰に働く状態で、恐怖中枢が活発化しています。

この状態って、人間が本能的に戦うか逃げる状態になるらしいのですが、
その分、理性的な働きをする前頭前野の働きが鈍くなり、
思考停止=頭が真っ白になるという状況になると言われてます

なので、これ自体は脳の自然な動きなので、当然といえば当然です。

対処法としては、1つは、上記の仕組みを理解して、
「交感神経が過剰に働いているな」と冷静に思うことです
意外に、客観的に自分を見る(メタ認知)ことで、落ち着きを取り戻すことができます

次に、思考停止したときのパターンを決めておくことです

例えば、「緊張して聞き取れなかったので、もう一度質問をお願いします」

と言ってしまうことです。

まず、言葉を発することが呼吸につながり、深呼吸のような効果があります。
次に「緊張している」と伝えることで、試験委員も状況が解ります。
また、自分自身も「今緊張している状態である」という認知が入るので
交感神経の働きを押さえることができます

口述試験に限りませんが、緊張してる=悪いことではありません。

試験は全力で頑張って来て下さい!

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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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