タイトルは自分の話です。
皆さんは、あまり無理した食事はしないで下さい。
さて、いよいよ明日(日曜日)は短答本試験ですね。
今日は最後の一日。長い準備期間お疲れさまでした。

明日知らない問題が出たらどうしようと不安です(泣)
大丈夫です。
本試験、知ってる問題あまり出ませんから!
「なんだこれ!」って問題たくさんでます。
これ、毎年そういうものです。
なので、本試験で慌てないでください。
見た目は変えているのですが、中味はこれポンだったり、
条文だったりします。
特に、知らない論点や、知らない言葉を
ところどころちりばめてきます。
トラップです。
それに惑わされないでください。
どうしても、解っている4枝より、解らない1枝が不安になるものです。
でも、解らない枝に気持ち引っ張られないでください。



試験、緊張して、緊張して、困っています・・・
緊張する状態は、交感神経が優位になっている状態ですね
これって、いわゆる「戦闘モード」になっている状態です。
実は、とても「良い状態」です。
結構「戦闘モード」の方が、集中して問題を読めたり
普段より早く読めたりします。
緊張してきたら「よしよし!試験モードになってきたぞ!
きっと、普段より力が出せるはずです。
自分は本番の方が「エイヤ!」って感じで力が出せました。
ここで、気をつけたいのは、「過緊張」にならないことです。
必要以上に緊張すると、やはり逆効果です。
そして、「過緊張」になるのは、不安が出てくるためです。
その不安って、自分の中で勝手に「不安」というモンスターを作っているだけです。



いつも、いくつある問題は1枝間違えるんだよな…
いつもって、どの程度?
どの法域だとずれるのか?
今までに何問正解して、何問間違えていたのか?
と、意外に考えて見ると、はっきり出てこないと思います。
もう、単に自分で勝手に「間違えちゃうかも!」って思い込んでいる状態です



特許法が苦手で上手く解けなくて
ときどき、こういう質問も受けていたのですが、
結構細かく「どの分野、どの問題で、何が?」と聞いていました。
今まで、この手の質問で、明確な回答があることがないです。
当然、この程度だと「審判が~」とかあるのですが、
「審判のどこか?」「どの問題で間違えているのか?」「どこが解らないのか?」と
具体的な内容になると、実は出てこないことがおおいです。
もう、結局、「ダメっぽい」って感じで思っているだけなんです。
自分で勝手に「無理そう!」って思っているだけです。
だって、正解しているところもあるのにですよ!
自分の中で謙遜しても仕方ないです。
ちゃんとできているところに向き合っていきましょう。



不責自由とか凄い苦手なんですよね・・・
そんなに過去問出ていました?
合否を分ける程度に?
苦手ならスパッと諦めればいいと思います。
39点、少し頑張って40点取れれば合格する試験です。
20点は解かなくても合格するのが短答試験です。
それに、マークシートですから!
5分の1では当たるはずです。
今まで、学校、仕事で嫌なことありませんでした?
きっと、日曜日に良いことが起きるために、運が残っているんだと思います。
きっと、日曜日は今まで一番良い日になるはず!
そう信じましょう。



自分は明日の為に凄い勉強できた!完璧だ!
こんな人もいないので大丈夫です。
みんな「もう少しやっておけば良かったなー」と思っています。
では後、どれくらいやれば良かったですか?
多分、これも解らないと思います
どんなにやっても、上限ないですからね。
多分、今できた量が、今年のベストだったと思います。
自分の中ではしっかりと進めてきた訳ですから。
あとは、受かるんだって気持ちです。
「私、合格してしまう!」って日曜日の朝は声を大にして叫んでください。



合格してしまう!
そうです。
それでいきましょう。
合格するんじゃなくて、
もう、合格しちゃうんですよ。
そういう気持ちが、最後の適当に塗ったマークが正解を持ってくるのです。
さて、最後に、全員に有効か解りませんが・・・
問題解くときに、何となく「講師」になった気持ちで解いてみてください。
役を演じるというか、「受験生」という役だと、どうしても「不安」になります。
しかし、「講師」というか、自分が指導する立場であれば、「不安」を持っていてはダメなのです。
役割が人間を作るというのがあります。
この役割は仮想的な役割でも、実は人間の心理に影響します。
(有名なスタンフォード監獄実験とかありますが、ここでは割愛します)
人間は、役割に応じて行動しようとするというものです。
論文試験において、「弁理士として考えてほしい」と自分は指導していますが、
一つはそのような考え方もあります。
したがって、問題を解くときも、受験生というより、
自分が合格して、問題を説明しているような気持ちです。
講師の立場になるのが難しいのであれば、
「馬場ならこうやって説明するんだろうな~」みたいなイメージを持っても良いと思います。
(馬場出なくても良くて、誰か教わっている講師のイメージを持てればいいです)
そうすると、ちょっとだけ、自信がでるかも知れません。
さてm今日一日は、最終調整日。
日曜日に体調をベストに持っていけるように、して下さい。