短 答 本 試 験 お 疲 れ さ ま で し た !!!

本試験前日はとんかつ!

タイトルは自分の話です。
皆さんは、あまり無理した食事はしないで下さい。

さて、いよいよ明日(日曜日)は短答本試験ですね。
今日は最後の一日。長い準備期間お疲れさまでした。

ゆうしゃ

明日知らない問題が出たらどうしようと不安です(泣)

大丈夫です。
本試験、知ってる問題あまり出ませんから!
「なんだこれ!」って問題たくさんでます。
これ、毎年そういうものです。
なので、本試験で慌てないでください。
見た目は変えているのですが、中味はこれポンだったり、
条文だったりします。

特に、知らない論点や、知らない言葉を
ところどころちりばめてきます。
トラップです。

それに惑わされないでください。
どうしても、解っている4枝より、解らない1枝が不安になるものです。
でも、解らない枝に気持ち引っ張られないでください。

ゆうしゃ

試験、緊張して、緊張して、困っています・・・

緊張する状態は、交感神経が優位になっている状態ですね
これって、いわゆる「戦闘モード」になっている状態です。
実は、とても「良い状態」です
結構「戦闘モード」の方が、集中して問題を読めたり
普段より早く読めたりします。

緊張してきたら「よしよし!試験モードになってきたぞ!」って思って下さい。
きっと、普段より力が出せるはずです。

自分は本番の方が「エイヤ!」って感じで力が出せました。

ここで、気をつけたいのは、「過緊張」にならないことです。
必要以上に緊張すると、やはり逆効果です。
そして、「過緊張」になるのは、不安が出てくるためです。

その不安って、自分の中で勝手に「不安」というモンスターを作っているだけです。

ゆうしゃ

いつも、いくつある問題は1枝間違えるんだよな…

いつもって、どの程度?
どの法域だとずれるのか?
今までに何問正解して、何問間違えていたのか?

と、意外に考えて見ると、はっきり出てこないと思います。
もう、単に自分で勝手に「間違えちゃうかも!」って思い込んでいる状態です

ゆうしゃ

特許法が苦手で上手く解けなくて

ときどき、こういう質問も受けていたのですが、
結構細かく「どの分野、どの問題で、何が?」と聞いていました。
今まで、この手の質問で、明確な回答があることがないです。

当然、この程度だと「審判が~」とかあるのですが、
「審判のどこか?」「どの問題で間違えているのか?」「どこが解らないのか?」と
具体的な内容になると、実は出てこないことがおおいです。

もう、結局、「ダメっぽい」って感じで思っているだけなんです。
自分で勝手に「無理そう!」って思っているだけです。

だって、正解しているところもあるのにですよ!

自分の中で謙遜しても仕方ないです。
ちゃんとできているところに向き合っていきましょう。

ゆうしゃ

不責自由とか凄い苦手なんですよね・・・

そんなに過去問出ていました?
合否を分ける程度に?
苦手ならスパッと諦めればいいと思います。
39点、少し頑張って40点取れれば合格する試験です。
20点は解かなくても合格するのが短答試験です。

それに、マークシートですから!
5分の1では当たるはずです。
今まで、学校、仕事で嫌なことありませんでした?
きっと、日曜日に良いことが起きるために、運が残っているんだと思います。

きっと、日曜日は今まで一番良い日になるはず!
そう信じましょう。

ゆうしゃ

自分は明日の為に凄い勉強できた!完璧だ!

こんな人もいないので大丈夫です。
みんな「もう少しやっておけば良かったなー」と思っています。
では後、どれくらいやれば良かったですか?
多分、これも解らないと思います

どんなにやっても、上限ないですからね。
多分、今できた量が、今年のベストだったと思います。

自分の中ではしっかりと進めてきた訳ですから。
あとは、受かるんだって気持ちです。

「私、合格してしまう!」って日曜日の朝は声を大にして叫んでください。

ゆうしゃ

合格してしまう!

そうです。
それでいきましょう。

合格するんじゃなくて、
もう、合格しちゃうんですよ。
そういう気持ちが、最後の適当に塗ったマークが正解を持ってくるのです。

さて、最後に、全員に有効か解りませんが・・・
問題解くときに、何となく「講師」になった気持ちで解いてみてください。

役を演じるというか、「受験生」という役だと、どうしても「不安」になります。
しかし、「講師」というか、自分が指導する立場であれば、「不安」を持っていてはダメなのです。
役割が人間を作るというのがあります。
この役割は仮想的な役割でも、実は人間の心理に影響します。
(有名なスタンフォード監獄実験とかありますが、ここでは割愛します)

人間は、役割に応じて行動しようとするというものです。

論文試験において、「弁理士として考えてほしい」と自分は指導していますが、
一つはそのような考え方もあります。

したがって、問題を解くときも、受験生というより、
自分が合格して、問題を説明しているような気持ちです。

講師の立場になるのが難しいのであれば、
「馬場ならこうやって説明するんだろうな~」みたいなイメージを持っても良いと思います。
(馬場出なくても良くて、誰か教わっている講師のイメージを持てればいいです)

そうすると、ちょっとだけ、自信がでるかも知れません。

さてm今日一日は、最終調整日。
日曜日に体調をベストに持っていけるように、して下さい。

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この記事を書いた人

都内在住の弁理士。平成14年登録。
専門は特許(特にソフトウェア特許、画面UI、システム)。
LECで弁理士関係の講師。

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