2022年度知的財産権制度説明会(実務者向け)がオンラインで行われています。
受験生にも参考になるものもあるので、いくつか紹介しておきます。
なお、タイトルの内容からだけ判断しています。
説明会のサイトは無料の会員登録をした上で見る形です。
説明会の動画みる時間がなかったとしても、リンク先の資料はダウンロードして、スマフォとかに入れて空いている時間に見るといいと思います。
なお、短答試験まで日程も少なくなってきました。
短答試験の勉強を削ってまでというより、空いている時間に気楽に見てください。
(それでも、審判、条約はお薦めです)
01.令和3年度特許法等改正説明会
改正法についてなので、今年の受験生向けにもお薦めです。
来年の受験生には、少し意味が通じないかも知れません。
(すでに入門講座終了レベルならいいと思います)
07.商標出願のポイント
商標出願のポイント(1)識別性、公益的な不登録事由、先願(21分47秒)
商標出願のポイント(2)使用の疑義、不明確な商品・役務(10分29秒)
この辺は良さそうです。
受験生全般にいいと思います。
08.商標の審査基準と審査の運用
商標は審査基準が問われることもあるので、見てもいいと思います。
ただ、「商標審査基準[改訂第15版]の主な改訂事項(19分57秒)」については受験生には不要かと思います。
10.意匠の審査基準及び審査の運用 ~令和元年意匠法改正対応~
意匠の審査基準なので、時間があれば是非。
12.地域団体商標制度について
地域団体商標が苦手な人はよろしいかと思います。
13.審判制度の概要と運用
審判制度は苦手とするところだと思いますのでお薦めです。
入門生には少し難しいかも知れません。
14.PCT国際出願制度の概要 ~海外で賢く特許権を取得するPCTの仕組み~
PCTに関連するものです。短答組、論文組含めてお薦めです。
特にPCTのメリットなどはそのまま趣旨で聞かれても書ける位に。
17.国際調査及び国際予備審査
短答組だとここも見ていいと思います。
PCTの話はなんぼ聞いてもいいですからね。
18.特許協力条約(PCT)に基づく国際出願の手続
かなり実務的ですが、どんな感じで出願しているのかイメージつかみたい人は良いともいます。
中小企業、ベンチャー企業及び大学等を対象とした支援措置及び最新情報等(11分41秒)については不要でしょう。
19. 特許協力条約(PCT)に基づく国際出願の国内移行手続
短答組、論文組含めてお薦めです。
184条のまとめにもいいと思います。
20.意匠の国際登録制度(ハーグ制度)について(制度概要・オンライン出願・データベース編)
こちらは「意匠国際登録制度(ハーグ制度)の概要(24分27秒)」のみでいいと思います。
21.意匠の国際登録制度(ハーグ制度)について(手続編)
ハーグ全体なので、短答組、論文組含めてお薦めです。
入門生は条約絡みは中々厳しいと思います。
22.商標の国際登録制度(マドリッド制度)について(管理実務編) -制度全般・オンラインサービス-
第1章~第3章を見るといいともいます。
こちらも条約なので、短答組、論文組関わらずです。
23.商標の国際登録制度(マドリッド制度)について(手続編)
こちらもマドプロなのでいいと思います。
以下の内容が重要です。
出願の流れ(11分46秒)
出願後の手続(12分35秒)
国際登録後の主な手続(事後指定/更新/名義変更)(11分41秒)
基礎出願・登録との従属性(セントラルアタック)(3分37秒)
30.不正競争防止法の概要
簡単な不競法のまとめです。
入門生レベルでも「どのようなものか?」と知るには有効です。