本日、特許庁から弁理士試験の選択科目が公開されました。
今年はどんな問題かと、見にいってみると、まさかの計算機工学の受験生「0」でした。
今まで自分が見てきた弁理士試験で、計算機工学の問題が出なかったのは初めてです。
よく受験生から相談を受けると、「計算機工学は受験を避けた方がよい」という話をしています。
それは、「応用情報技術者試験試験との併用」を考えたら少し厳しいという話です。
試験内容としては、論理回路が1問目で出題されますが、多分情報系の人なら一度は学習している内容だと思います。
2問目も、確かにハードウェアやソフトウェアが出たりと、範囲は定まっていませんがそれほど難しくない問題です。
そう考えると、計算機工学の選択者がいなかったのは少し残念な気持ちでもあります。
いや、確かに普通に考えれば、情報系の人なら情報処理技術者試験を受けた方が楽なので、それで免除を取っているだけかもしれません。
今の制度になる前に、通信工学は割と受験者がいないという年が多かったのですが・・・
どちらにせよ、受験者がいないというのは、少し寂しいですね。